アトピーで自殺しないブログ

いつかこの奇病の謎が全て解けたとき、生きててよかったねって笑って裸で街を歩こう。

略歴(後)~再発から現在~

 奇跡の完全回復から3年ほど経って、冬の始め。

 上半身、肩と首のまわりがかゆくなることが多くなり、あまり警戒もせずにボリボリ掻いているうちに、シャワー後の保湿なしでは居られないくらいにガサガサの状態になっていた。

 連鎖してひじの内側もあせものような掻き傷ができはじめる。

 次第に夜中にかゆくて目覚めるようになって、影を潜めていたヤツが帰ってきたのだと嫌でも認めざるを得なくなった。

 長らく蔑ろにしていた、部屋のほこり除去、肌着のまめな交換、飲酒の節制などをはじめるも、症状の改善が見られない。

 ついに私は、あの魔法に手を出してしまった。

 市販のステロイド軟膏の中ではスタンダードなフルコート(Strong)を購入。

 1週間の連続使用で見た目にはほぼ完治し、その後さらに4日程度使用を続けたが、完全に炎症が見えなくなるところまではいかなかった。

 しかしそれ以上の連続使用も怖いので、結局そこで使用をやめてしまった。

 結果、すぐに隠れていた炎症が再発。

 塗る前よりもひどい状態が全身に広がって、改めてこの劇薬の恐ろしさを実感する。

 

 これがつい2か月前ほどの話だ。

 そこから、なんとかステロイドを使わずに元の健康な肌に戻そうと、あれやこれや民間療法を試行錯誤しているのが現在の話。

 ステロイドの副作用さえ消えればすぐに元に戻るだろうと楽観的に考えていたが、これがどうにも治る気配がない。

 いや気配がないというより、「よっしゃーやっとここまで治ったもうちょいだ」というところまでは何度かいくが、そこから結局掻き壊して激悪化してやり直し、というのをあほみたいに繰り返しているだけで、これはもうだめな気がしてきた。

 肌着をすべて綿100%にして、エアフレッシャー CAF-VW201A(H)、布団用にダイソンのDC61MHを買い、抗ヒスタミン剤亜鉛・ビオチン・ビオフェルミン・ビタミンCを摂取。

 現在の状況としては、全身がとにかく乾燥して、赤く炎症になった状態とガサガサとを繰り返している。

 耳周りも定期的に痒みに襲われる。

 目の周りも乾燥してやや赤く、これが掻いたりこすったりしないようにしているのに、全然治らない。

 0時に床に就くと、3時頃と6時頃に痒みで目が覚める。

 さらにここ1週間ほど、ビオチンとビオフェルミンの摂取を始めたのと時期を同じくして、異常な便秘になった。

 これまでの人生でこんな便秘を経験したことがない。

 ビオフェルミンで便秘になるという情報があるようなので、これをミヤリサン 錠に変えてみようと思って注文したところだ。

 

 ここからは随時記録を残していく。

 どこかに吐き出さないと、もう溜めきれなくなってしまった。