アトピーで自殺しないブログ

いつかこの奇病の謎が全て解けたとき、生きててよかったねって笑って裸で街を歩こう。

今日の皮膚科:Oクリニック2回目

 初診から10日後、経過を見せに&採血検査の結果を教えてもらいに来院。
 700以下くらいが健常のレベルといわれるTARCの値は、なんとまさかの20000オーバー…。
 ついでにIgEも20000超え。
 そんなに重度だと思ってなかったなー。そら夜も痒みで目を覚ますわ。
 やっぱ、自分の症状を客観視するのは難しいんだなーと実感。

便秘が治らないから食物繊維だって思ってキャベツばっかり食ってた

 前に書いたけど、いまだ絶賛便秘中だ。

 (略歴(後)~再発から現在~ - アトピーで自殺しないブログ

 便秘といえばやっぱ食物繊維だろうってことで、野菜ジュース飲みまくったりキャベツの千切り食べまくったりしてた。

 あとは整腸剤も飲んでた。

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今日の皮膚科:Oクリニック

 皮膚科に行ってきた。

 ホームページでTARCを扱ってると記載のあったところを見つけて電話し、TARCを受けられるとのことだったのでさっそく行ってきた。会社早退。

 

 待ち合い室の乾燥が酷くて、既に来なきゃよかったかなとか思い始めた。

 この時期どこも暖房で乾燥するけれど、しかし皮膚科なのにさ…。

 

 最初にこれまでの経過を聞かれて、過去のステロイド使用とか最近の状態とか話す。

 その後上半身服を脱ぎ、下は足をまくって肌を見せる。

 ほとんど全身正常な状態の肌でないですねと言われて、全身用、顔用、頭皮用のステロイドを出す旨を告げられた。

  はっきりとしたランクの説明はなかったが、後で調べたら顔用だけストロング、他はベリーストロング。まあそんなもんでしょう。

 その場で実際に胸と耳と頭に薬を塗ってもらった。こんな感じです、と。しかし量が少なすぎないか?というのが個人的な感想。

 

 どういうふうに治療していく感じになりますか?と聞いたら、最初2ヶ月か3ヶ月くらいは毎日2回、この薬を塗っていただきます。という衝撃の回答。

 え、TARCは…??と聞くと、今回採るけど、だいぶ高い値になると思います、保険使うのでそんなに毎回は採れないです、という話。

 でも、TARCで値が下がればステロイドやめれますか?と聞くと、「TARCが下がったとしても、肌の状態とかいろいろあるので…」とか言われて、どうやらこの人はだめそうだなと判断した。何のためのTARCだよ。

 ちなみに、3ヶ月とかステロイド使って、完全に綺麗な肌になって、その後はどういく感じになりますか?と聞くと、「その後は薬を弱くしていくなり、プロトピックに切り替えるなりしていくことになりますが、今からどうというのは、状態を見ながらじゃないと言えないので」というような説明しか得られなかった。

 この人は、そんな先の見えないような話でベリーストロングなステロイドを全身に使い続ける患者のストレスを考えないのだろうか。

 そんで一般的な患者もやっぱりそんなもんで、言われるがまま、専門家である先生に身を委ねるしかないのが現実なんだなやっぱり。

 皮膚科治療(≠標準治療)の恐ろしさを改めて痛感した。

 あ、あとはステロイドの使用に抵抗があるなら漢方も保険外で出せますねといって値段とか説明されたけどあまり聞いてなかった。

 最後に検査のための血液をとって、薬もらって終了。

 血液検査が高くついて、薬代と合わせて1万近くかかった。

 

 さてここからどうしようか。

 もらった薬は当面指示通り毎日使うし、検査結果聞くためにまた来ることにはなるが、うまくこの先生と折り合いつけてやっていけるだろうか…。憂鬱。

 

 

 

 

標準治療への回帰を決意

 標準治療に戻ることにしました。皮膚科です。ステロイドです。

 というより、今まで標準治療だと思っていた治療方法は全然標準では(少なくとも今日の標準治療では)ないらしいということがわかってきた。

 5年か6年くらい前にちゃんと理解したつもりで使ってたときのステロイドの使用法は、ベリーストロングを1週間くらい塗り続けて、いったん炎症を無くしたらそれでもってできるだけ再発を遅らせて(といっても具体的な策なし!)、依存にならないように3ヶ月くらい間あいたらまた1週間使っていいことにする、的なことをやってた。

 どうもこれでは全然だめっぽい。

まず、ステロイドを使うときの塗り方が全然足りなかったっぽいし、1週間では全然炎症が治まりきってなくて、だから使うのをやめた途端に使う前以上にひどくぶり返して地獄を見ていた。

 完全に炎症を無くすまでは怖がらずにがっつり使って治さなきゃならんと。

 しかも今日では、TARCという血液検査で、そのときのアトピーの状態を数値化して、炎症が残ってるかどうかを正確に判断できるらしい。

 おっと、ここに書いたのは、ようやく覚えたばかりの自分の浅い知識なんで、正確なことはもっとちゃんとしたソースを探してみてくださいね!

 

 そんなわけで、ここからは私の標準治療の経過の記録になると思われます。

 正直、ステロイドに対する怖さはそう簡単に無くせないけれど、それでもステロイドを使えば短期的には楽になれることが約束されてるんで、その点は素直に幸せです。

 ただし、そのまやかしの幸せに甘んじることなく、根本の原因除去の手を緩めないことが大事だ。まじで。まじでがんばるぞ。

 

 

 

 

アトピーを見て「○○で治るよ」と言わないでください

 非アトピー患者の方、あるいは極めて軽度なアトピーの方。

 アトピーの人に対して、○○が原因らしいよとか、○○で治るよとか私も治ったよとか、軽々しく言わないでください。

 ほとんどの人は100%善意で言ってくださるのだろうけど、そういう類の発言にアトピー持ちの人は嫌というほど曝されていて、ある人はそういう発言に敏感になっていてヒステリーを起こすかもしれないし、逆にある人は藁にもすがる気持ちで盲目的に信じてしまうかもしれない。

 それなりの覚悟を持って話してください。

 

 こういうこと書くとやっぱりアトピー野郎は暗いとか心が狭いとかいう印象になっちゃうのかもしれないなー。

 それはアトピー患者の皆様に申し訳ないので、とりあえず自分個人のこととして書きます。

 

 私に「アトピーには○○が良いよ」と軽々しく言わないでください。

 浄水器がいいよとかなんとかオイルがいいよとかオーガニックソープがいいよとか水素カプセルがいいよとか漢方がいいよとか、フルコートがいいよとか糖質制限がいいよとか黒ごまがいいよとかアボカドがいいよとか納豆がいいよとかヨーグルトがいいよとか、温めるのがいいよとか冷やすのがいいよとか運動がいいよとか温泉がいいよとか寝るときに手袋をするといいよとか、コラーゲンがいいよとか亜鉛がいいよとかビタミンBがいいよとかCがいいよとかHがいいよとか、コーヒーがだめだとか銀歯がだめだとか猫背がだめだとか口呼吸がだめだとか引きこもりがだめだとか、もうお腹いっぱいだ!!

 あまつさえ何が入ってるかわからない秘伝のクリーム持ってきて「はいこれ試してみてよ」って勘弁してくれ!

 

 この、世の人のあまねくアトピー治療に一家言もってる感じは一体なんなんだ。

 前向きに考えて、アトピーのおかげで会話の糸口が作りやすいです感謝!とでも思えればいいんだけど、とてもそんなふうに振舞えないんだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

使用してきた塗り薬

 ご多分に漏れず、昔から塗り薬の類は腐るほど試してきた。

 そして今ではだいたい固定化している。時々新しいものも試すけど、なかなか怖くて使えないし…。

 そんなわけで、ステロイドを除いて、市販薬で使っているものリスト。

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